経理の本当の目的は過去の数字の分析と未来の数字の予測をすること

 

あなたは会計・経理と聞いてどんなことをイメージしますか…

  • 勘定科目の意味がよくわからない
  • 専門用語が多くてとっつきにくい
  • 数字の羅列にしか見えない
  • 税理士に丸投げしているからよくわからない
  • 決算・申告するためのもの

どちらかというと、このようなあまりよくないイメージを持っている人が多いでしょう。

もし、経営者の方でこのようなイメージを持たれているのならちょっともったいないかもしれません…

会計・経理は経営に役立てるためものであって、決して決算書を作成したり、税務申告をするためだけのものではありません!

では、会計・経理を経営に役立てるためにはどうすれば良いのでしょうか…

会計・経理を役立てるために必要なこと
  • 過去の数字の分析
  • 未来の数字の予測

これらの数字の分析・予測を繰り返すことにより、会計・経理を経営に役立てることができますので一度確認してみてください。

 

会計・経理の本当の目的

会計・経理の本当の目的は、全ての事業活動を数字という最も客観的な数値を用いて測定し、その数字を経営の意思決定に役立てることです。

つまり、数字とにらめっこして経営に役立てよう!ということです。

決して決算書を作成して、税務申告をするだけで終わらせてはならないのです…

いつ、どんな対策をして、どのタイミングで、どれくらいの効果が現れたのか…

このような経営に関する一連の流れをひとつずつ丁寧に分析していく必要があります。

そして、そこから得られた情報を次の経営課題として扱うことで、数字を活かした経営ができるようになります。

会計・経理により得られた数字はまさに活きた生の情報であり、これを経営に役立てない手はないのです!

 

会計・経理を経営に役立てるために必要な準備

会計・経理で得られた数字を経営に役立てるためには、絶対に必要な準備があります。

それは、会計・経理により得られる数字をピチピチの新鮮な状態にしておくということです!

このピチピチの新鮮な数字とは、過去の数字ではなく、リアルタイムの数字のことです…

インターネット、SNS、AI(人工知能)などが急速に発達している現代において、ヒト・モノ・カネ・情報という経営資源は物凄いスピードで日々流れていきます。

そんな時代において、数ヶ月も前の数字を見ながら経営に関する意思決定をしていては遅すぎます!

できるだけリアルタイムの数字を確認しなければならないのです。

したがって、会計・経理を経営に役立てるためには、リアルタイムの数字を確認することができるように準備しておく必要があるということです。

そして、その準備に最も効果的な方法がクラウド会計ソフトの導入です!

クラウド会計ソフトを導入する本当の目的は未来の数字を予測すること

2018.01.04

クラウド会計ソフトにより経理を効率化して得られる効果は絶大である

2017.11.12

これらの記事で詳しく解説していますが、クラウド会計ソフトを駆使すれば今この瞬間のリアルタイムの数字を見ることも不可能ではありません!

会計・経理を経営に役立てたいのであれば、クラウド会計ソフトの導入は必須事項と言っても過言ではありませんので、是非とも導入を検討してみてください。

 

会計・経理を経営に役立てる具体的方法

ここまでで、会計・経理を経営に役立てるためにはリアルタイムの数字を的確に把握する必要があることを解説してきました。

では実際にどのようにしてその数字を経営に役立てれば良いのでしょうか…

あまり専門的・技術的な話はせずにポイントだけを絞って解説しますのでご安心ください。

 

過去の数字の分析

会計・経理を経営に役立てるためにまず最初に必要なことが、過去の数字の分析です!

過去の分析とは、今までの業績の把握、行動と結果の振り返りと言い換えることができます。

いつ、どんな対策をして、どのタイミングで、どれくらいの効果が現れたのかという一連の流れをひとつずつ丁寧に分析していくのです。

  • そんなんいきなり言われても難しいわ!
  • 税理士だから数字が読めるんでしょ…
  • 素人はどうやって数字をみたらいいの?

こんな声が聞こえてきそうですが、大丈夫、心配いりません!

会計・経理を経営に役立てるために見るべきポイントはたったの3つだけであり、誰でも簡単にチェックすることができます。

これらの項目を丁寧にチェックしてみてください…

例えば、新たな顧客を開拓するために広告を行ったのであれば、

  • その広告宣伝費の時期と金額
  • その広告宣伝費に対する売上高の時期と金額

ということを確認すればいいだけです。

この地味な作業の積み重ねこそが、会計・経理を経営に役立てるための過去の分析なのです!

 

未来の数字の予測

会計・経理を経営に役立てるためには、過去の数字の分析だけでも一定の成果を得ることはできますが、それだけでは不十分です。

過去の数字の分析の結果を最大限活かすためにも、その先の未来の数字の予測まで取り組むべきなのです。

会計・経理の過去を分析することで、今までの業績の把握、行動と結果の振り返りをすることができました…

それができれば次は、その過去の数字の分析によって得られた情報をどのように未来に繋げていくかを考える必要があります。

そして、これこそがまさに経営であり、会計・経理を存分に経営に役立てるということなのです。

では具体的にどのようにして未来を予測するのか。

考えるべきポイントは2つだけです。

 

日常と非日常に分類する

まず1つ目のポイントは、取引の頻度、金額、支払時期などが毎月一定のものと、一定ではないものに分類することです!

これをすることにより、あなたの事業の日常と非日常を分類することができます。

そして、日常に分類されたものについては毎月一定の時期に、一定の取引が、一定の金額発生するものなので、ある程度の予測をすることができます…

この予測をすることこそ、会計・経理を経営に役立てるための未来の予測なのです。

日常の取引
  • 役員報酬・給与・法定福利費などの人件費
  • 地代家賃・水道光熱費・通信費などの固定費
  • 税理士の顧問料・コンサルティング料など毎月定額で発生するもの

 

今後の経営対策として数字を反映させる

そして2つ目のポイントとして、過去の数字の分析、未来の数字の予測によって導き出された今後の経営対策を予測して数字として反映させます!

いつ、どんな対策をして、どのタイミングで、どれくらいの効果を見込んで戦略を立てていくのか、ということを考えていくのです。

ここまでできて初めて、会計・経理を経営に役立てたと言うことができます!

会計・経理は、ただの数字の羅列、決算・申告をするためだけのものではありません。

過去を分析して、未来を予測するためのツールとして最大限利用すべき重要な経営資源なのです。

 

まとめ

会計・経理の本当の目的は、過去の分析と未来の予測により得られた数字を経営の役に立てることです。

そのために必要なこととして、リアルタイムの数字を常に確認することができる環境を整えることが大切です。

それを実現させるための方法としては、クラウド会計ソフトの導入が最も効果的です。

会計・経理を役立てるために必要なこと
  • 過去の数字の分析
  • 未来の数字の予測

この数字の分析・予測を絶えず繰り返すことにより、会計・経理から得られた数字を実際の経営意思決定に役立てることができるようになります。

ここから導き出された答えがあなたの経営戦略であり、どんな情報よりも信頼できる価値のある情報なのです!

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