税理士の記帳代行に経理を丸投げしてしまうと数字を読めなくなる

 

経理のことはよくわからないし面倒なので税理士に任せています。

俗にいう「記帳代行の丸投げ」ですが、これをやってしまうといつまでたっても自分で数字を読むことができません!

自分で100%完璧に経理できなくても、数字を読むために経理に積極的に関わっていくことが大切です。

今回は税理士の記帳代行に経理を丸投げすることによる問題点とその解決策について話していきます…

「自分で経理してリアルタイムの数字を簡単に確認できる」という状況を目指していきましょう!

 

税理士に経理してもらうと自分で数字を読めなくなる

税理士に経理を任せてしまうといつまでたっても自分で数字を読むことはできません…

試算表や決算書を見るだけで数字が読めるようになるためには、相当の知識が必要であり、経営者の方が貴重な時間を割いてまでわざわざ勉強するようなことではありません。

自分の数字を読めるようになるための一番の方法は、税理士に頼らず自分で経理することです!

売上、仕入、人件費、その他の経費…

これらを自分で経理するからこそ数字の意味を理解することができますし、数字を実感することができます。

税理士が作成した試算表や決算書の説明を受けたところで、どこか他人事のように聞こえてしまうのはそのためです。

税理士の腕にも問題はあるかもしれませんが…

もっと自分の数字に興味・こだわりを持っていきましょう!

難しい経営指標を読む必要などありません…

これが読めれば大丈夫
  • いくら儲かっているのか
  • いくらお金を使うことができるのか
  • いくらお金を残しておかなければならないのか

自分で経理してこれらのことが読み取れるようになれば十分です!

 

税理士による記帳代行のデメリット

税理士に記帳代行を丸投げすると自分で作業することがないので、とても楽することができ一定のクオリティも確保することができます。

しかし、税理士の記帳代行によるメリットはこれぐらいなもので、あとはデメリットばかりです…

税理士による記帳代行のデメリット
  • いつまでたっても自分で数字を読むことができない
  • リアルタイムの数字を確認することができない
  • 決算・節税対策が後手に回ってしまう
  • 自分で経理するよりも税理士に資料を提出する方が大変
  • 税理士ではなくアルバイトが会計ソフトへ入力していることもある
  • 顧問料の中に記帳代行料が含まれている
  • 税理士の仕事は記帳代行をして税金の計算をするだけ
  • 面倒な仕事を税理士にお願いするという後ろめたさがある

などなど、税理士の記帳代行のデメリットをあげればキリがありません!

その中でも「リアルタイムの数字を確認することができない」ということが非常に大きな問題であり、税理士による記帳代行の最大の問題点でしょう。

税理士に記帳代行を丸投げすることのメリット・デメリットとは?

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リアルタイムの数字を確認するということ

経理においてリアルタイムの数字を確認するということは、ある意味究極の目標でもあります…

なぜなら、リアルタイムの数字を確認することができれば未来を予測することができるからです!

経理を経営に活かすために大事なことは、過去の数字の分析ではなく未来を予測して数字を作っていくことです。

毎月試算表を作成して銀行に提出することも、決算書を作成して税金の申告をすることも、過去の数字を扱っているに過ぎず、経理を経営に役立てることはできません…

経理を経営に役立てるためには、リアルタイムの数字を確認して未来を予測して戦略を立てていく必要があります。

そのためにも、自分で経理してこれらのことが読み取れるようにならなければいけないのです!

これが読めれば大丈夫
  • いくら儲かっているのか
  • いくらお金を使うことができるのか
  • いくらお金を残しておかなければならないのか

儲けたお金をどのように使い、どのように残していくのか…

これを考えるためにリアルタイムの数字を確認する必要があるのです。

したがって、税理士に記帳代行を丸投げして数ヶ月前の数字を分析しても何の意味もありません。

自分で経理をしてリアルタイムの数字を確認しなければ、経理を経営に役立てることはできないと知っておきましょう!

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AI(人工知能)を搭載したクラウド会計ソフト

自分で経理をしてリアルタイムの数字を確認することができれば、自分で数字を読むことができて経理を経営の役に立てることができます。

言葉でいうのは簡単ですが、実践するのはなかなか難しい…というのは数年前までのお話!

IT技術の進歩は凄まじく、AI(人工知能)を搭載したクラウド会計ソフトを利用すれば、自分で経理してリアルタイムの数字を確認することはそんなに難しい話ではなくなってきています。

経理というのは一定のルールにしたがって、決められた処理を毎日繰り返していくことです。

つまり、ある一定の知識を持っていれば単純な作業の繰り返しということになります。

これこそAIの得意とする仕事であり、人間がいくら頑張ったところで太刀打ちできません!

もちろん税理士もクラウド会計ソフトよりも素早く、正確に経理をすることはできません…

プロよりも素早く、正確に経理をすることができる便利な代物を利用しない手ははないでしょう!

ただし、クラウド会計ソフトを使いこなすためにはいくつか超えなければならない壁が存在します…

クラウド会計ソフトの参入障壁
  • インターネットバンキングが使えること
  • 現金による取引を減らしていくこと
  • クラウド会計ソフトを完璧にカスタマイズすること

これらの参入障壁を突破して、未来の数字を一緒に考えてくれる税理士を味方につければ、簡単に自分で経理をして数字を読むことができるようになります!

クラウド会計ソフトをうまく使いこなして、経理の時間を大幅に削減しながら経理の本来の目的を果たしていきましょう。

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まとめ

税理士の記帳代行に経理を丸投げしていると、リアルタイムの数字を確認することができず、いつまでたっても数字が読めるようになりません。

AI(人工知能)を搭載したクラウド会計ソフトの登場により、税理士の記帳代行に価値はなくなってきています…

IT技術をうまく使いこなして、税理士による記帳代行を卒業して数字が読めるような経営者を目指していきましょう!

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