起業・独立開業の前に絶対に準備しておくべき5つのこと

 

起業・独立するためには税務署に開業届というものを提出する必要があり、それができればすぐに起業・独立することができます。

しかし、何の準備をすることもなく起業・独立してもすぐに立ちいかなくなってしまうことでしょう…

そうならないように起業・独立する前にしっかりとした準備を進めておかなければなりません。

起業・独立する前に準備できることは限られていますし、そんなに難しいことではありませんので一緒に確認していきましょう!

今回は、私自身も実践した起業・独立開業の前の準備としてこれだけはやっておきたいという5つのことをご紹介します。

 

本を読もう

起業・独立開業を考えたら、まずは本を読みましょう!

サラリーマン時代には、会社で仕事をしているだけで給料という収入を得ることができました…

しかし、起業・独立開業後は自分自身で売り上げという収入を獲得しなければなりません。

  • どのようなモノ・サービスを売るのか
  • いくらで売ればいくら儲かるのか
  • 事業とプライベートのバランスはどうするのか

これらのことを全て自分で考えて実行していかなければなりません。

そのためには、新しい知識を吸収したり、経営者としての考え方、人材の育成方法なども知っておく必要があるでしょう…

そして、それらの情報を手に入れるためには、たくさんの本を読むのが効果的なのです。

セミナーや勉強会に参加することもいいですが、「まずは本を読む」です!

本の中にはその著者の人生が凝縮されています。

たった1冊の本を書くために、その著者は膨大な時間と労力を費やして、その人生で得た知識、スキル、経験、ノウハウなどを提供してくれているのです。

そこから、たくさんのことを学ぶことができます。

一般的なビジネス書であれば、1,500円前後で手に入ります。

高額なセミナーに参加しなくても、たった1,500円でその著者の人生における大切なものを学べると思えば安いものです。

まずはこの3種類から読み始めてみよう!
  1. ビジネス書 → 数々の成功体験を追体験することで、自分とは全く違う考え方や価値観などを知ることができる
  2. あなたの事業に関連する本 → 知識、スキル、経験、ノウハウを得ることができる
  3. 会計税務に関する本(入門書レベルでOK)→ 専門的な知識は必要ありませんが、経営者としてある程度の知識は必要です

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自分だけのメディアを持とう

起業・独立開業すれば、自分でお客様を獲得していかなければなりません。

サラリーマンのように会社から与えられた仕事をこなすだけでは生きていけないのです。

では、どのようにしてお客様を獲得していけばいいのでしょうか…

お客様を獲得する方法として一般的に考えられるのは営業や紹介だと思いますが、今回のテーマは「起業・独立前に絶対に準備しておくべきこと」です。

サラリーマンとして今現在勤務しているのであれば、営業活動をしたり、紹介を受けたりすることもなかなか難しいはずです。

しかし、そのような状況下でもお客様を獲得するためにできることはあります。

それは、自分だけのメディアを持ち、そこであなたのファンを増やしていくという方法です。

具体的には、ホームページ、ブログ、メルマガ、SNS、YouTubeなどのインターネットを使った宣伝活動のことです。

これらの宣伝活動の効果を得るには一定の期間を要しますが、一度発信した情報はインターネット上に存在し続けるため、あなたが営業しなくても、人から紹介をもらわなくても、24時間365日、不眠不休で働き続けてくれます。

起業・独立開業を考えたらすぐに自分だけのメディアを持つようにしましょう!

 

クレジットカードを作ろう

サラリーマンであれば簡単にクレジットカードを作ることができますが、起業・独立開業後はそう簡単にはいきません。

サラリーマンなら給料という安定した収入がありますが、起業・独立開業したばかりのあなたには安定した収入がなく、信用力が全くありません。

ですから、起業・独立開業する前にクレジットカードを作っておきましょう!

「クレジットカードぐらいすでに持ってるよ」という方も新たに作ることをオススメします。

なぜなら、その新たに作るクレジットカードは事業用のクレジットカードだからです。

すでにお持ちのクレジットカードはプライベート用として使ってください。

こうすることで、事業とプライベートをきっちり区分することができます。

これと同じ理由で、新たな預金口座を開設するのもいいでしょう!

そして、クレジットカードの引き落とし口座をこの新たな預金口座にしておくことで、事業とプライベートを簡単に区分することができます。

また、インターネットバンキングであれば、店頭に足を運ぶ必要もありませんので楽でいいですよ。

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ローンを組もう

家、マンション、車などの購入を予定されている場合は、絶対に起業・独立開業する前にローンを組んでおきましょう。

理由はクレジットカードと同様に、起業・独立開業後は安定した収入がなく、信用力が全くないためです。

特に住宅ローンの場合は、「安定した収入があるか」ということを重要視しますので注意してください。

「起業・独立開業1年目に1,000万円の収入がある人」「サラリーマンとして毎年300万円の給料がある人」では後者の方が安定した収入があるため、信用力があるとみなされます。

金融機関の見方というのはそういうものなのです。

一般的には、起業・独立開業後にローンを組む場合は、最低でも3年以上連続して安定した所得(儲け)がないと厳しいといわれています。

 

日本政策金融公庫の新創業融資制度を利用しよう

起業・独立開業するためには、お金が必要です。

事務所、店舗、設備、仕入など、最初にまとまったお金が必要になることが多いです。

そのお金を全て自己資金でまかなうことができれば良いのですが、サラリーマンとして家族を養っている場合などはそう簡単に貯金をすることはできないでしょう。

自己資金だけでは足りない場合は、金融機関からの融資を利用したいところですが、

銀行からの融資は難しい
  • これから事業を始める場合
  • 事業を始めて間もない場合

これらの場合には銀行から融資を受けることはまず不可能です…

しかし、そんな時だからこそ融資をしてくれる金融機関・制度が存在します。

それは「日本政策金融公庫」が実施している「新創業融資制度」です。

この新創業融資制度とは、これから事業を始める人や事業を始めて間もない人に無担保・無保証人で融資を行う制度です。

このように説明すると、メリットしかないように思いますが、それなりのデメリットもあります。

新創業融資のメリット
  • 無担保・無保証人で融資を受けることができる
  • 業績に関係なく、事業計画書を作成するだけで融資を受けることができる
  • 新創業融資の返済実績を残しておくことで、他の金融機関に対する信用力を高めることができる
新創業融資のデメリット
  • 融資限度額が3,000万円(運転資金は1,500万円)
  • 返済期間が比較的短い(概ね、設備資金は10年、運転資金は7年)
  • 無担保・無保証人・無保証料であるため、利息が高い
  • 融資額の10分の1の自己資金を用意する必要がある=借入可能額の上限が自己資金の9倍まで

このように、新創業融資ならではのデメリットも存在しますが、新たに起業・独立開業する人にとっては、唯一の資金調達手段といえます。

どれだけ営業を頑張っても、どれだけ売り上げを上げたとしても、お金がなくなってしまえばそこで終わりです。

資金を確保できる時にしっかりと確保しておくことは、事業を継続していくためには絶対に必要なことです。

また、将来的に銀行から融資を受ける際にも、この新創業融資の返済実績は必ず役に立ってくれます。

よほど潤沢な自己資金がある場合は話は別ですが、起業・独立開業を考えているのなら、一度は新創業融資の利用を検討しておきましょう!

 

まとめ

起業・独立開業するためには様々な準備をする必要があります。

しかし、準備というのはいくらやっても足りないものですし、起業・独立開業前に準備できることはたかが知れています。

完璧な準備をしてから起業・独立開業できる人などほとんどいません。

押さえるべきところをきっちりと押さえておけば良いのです。

起業・独立開業の前に準備しておくべきこととして、

  1. 本を読む
  2. 自分のメディアを持つ
  3. クレジットカードを作る
  4. ローンを組む
  5. 新創業融資を受けて資金を確保する

という5つをご紹介しましたが、全てを実行する必要があるわけではありません…

起業・独立開業の前におかれている状況は人それぞれですし、考え方の違いもあります。

あなたの状況に応じて必要な準備を進めていきましょう!

そして、自分で調べてもわからないこと、確信を持てないことがあれば税理士に相談してみましょう。

私でよければいつでも相談にのりますのでお気軽にお問い合わせください。

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