お金を管理できていれば決算書の数字の読み方がわからなくても大丈夫

 

税理士として仕事をしていると、個人事業者・中小企業の経営者の方々と仕事をする機会が多いです。

その中でもほとんどの人は、決算書の数字を正確に読むことができません。

 

しかし、何十年もの間にわたって安定した経営をされている方もいらっしゃいます。

つまり、決算書の数字の読み方がわからなくても安定した経営を実現することはできるということです。

 

では、どうすれば決算書の数字が読めなくても大丈夫だと言えるのでしょうか。

 

決算書の数字を読むことは重要ではない

経営者として決算書の数字が読めたことに越したことはありませんが、読めなくてもとくに問題はありません。

それは、決算書の数字を読むことが経営者の仕事ではないからです。

 

では、経営者の仕事とは何なのか。

 

経営者として最も大切な仕事は、お金を管理することです。

 

ここで言うお金の管理とは、

 経営者としてのお金の管理とは

  1. いくら儲かっているのか
  2. いくらお金を使うことができるのか
  3. いくらお金を残しておかないといけないのか

ということを考えることを言います。

 

これさえできていれば、決算書の数字が読めなくても全く問題はありません。

決算書とにらめっこするのはやめて、本業に集中してがっぽり稼いでください。

 

お金がなくなればゲームオーバー

事業活動を継続していくためには、決算書が読めるかどうかではなくお金を管理することができるかどうかが大切です。

なぜなら、お金がなくなってしまえばその時点でゲームオーバーだからです。

 

事業活動というのは所詮、いくらお金を投資して、いくらお金を回収することができるのかどうかです。

つまり、投資した金額以上に回収することができさえすればいいのです。

そこには決算書が読めるかどうかは関係ありません。

 

100万円投資して、来月までに200万円回収する術を磨くことが経営者には求められます。

その上で決算書の数字が読めるのであれば、素晴らしいことであり、より経営を磐石なものにすることができます。

 

経営者として知っておくべきこととは

経営者として大切なのは、

  1. いくら儲かっているのか
  2. いくらお金を使うことができるのか
  3. いくらお金を残しておかないといけないのか

ということを考えることです。

 

 難しい用語を理解する必要はない

  1. 損益分岐点
  2. 限界利益
  3. 自己資本比率

などの難しい言葉の意味を知る必要はありません。

この言葉の意味を理解することが経営者としての仕事ではないからです。

 

 経営者として知っておくべきこと

  1. いくらで売れば儲かるのか
  2. 1個売ることで最大いくらの利益を得ることができるのか
  3. 今使おうとしているお金は、自ら獲得したお金なのか、それとも借りたお金なのか

こういうことがわかっていてばいいのです。

 

決算書が読めるかどうかで、経営者としての力量が測れるわけではありません。

事業活動に関わるお金が、どのようになっているのかということを理解しておくことが大切なのです。

 

まとめ

決算書の数字を読むことができなくても、お金の管理がきちんとできていれば全く問題ありません。

それさえできていれば、経営者としては十分なのです。

 

なぜなら、お金がなくなってしまえばゲームオーバーであり、どのようにお金を投資して回収していくかということが大切であるからです。

 

決算書の数字を読めることに越したことはありませんが、それが絶対に必要なわけではありません。

経営者としてお金を管理した上で、経理や税理士から数字の裏付けを取ることができればいいのです。

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