AI(人工知能)により仕事を奪われてしまうのは本当のことなのか

 

テクノロジーの進歩は、私たちの想像をはるかに凌駕して凄まじいスピードで進んでいます。

新聞や雑誌でも、AI(人工知能)、ディープラーニング、Fintechなどについての記事をよく見かけます。

その中でもキモとなるのがAI(人工知能)です。

 

近い将来、私たちの仕事の大部分がAIに取って代わられるのではないかと言われています。

果たしてどこまでが本当の話なのでしょうか。

 

私は、テクノロジーの専門家ではありませんが、自分の仕事にAIがどのように関わってくるかということについてはよく考えています。

 

AIは仕事を奪うわけではなく、うまく利用して仕事を変化させるものである。

そのためには、AIを知り、どう活用していくのかを考えることが何よりも大切です。

 

まずはAIを知ろうとすることが大切

まずはAIについて知ることから始めましょう。

  • AIとはそもそも何なのか
  • AIを使ってどんなことができるのか
  • どのような分野ですでにAIが活用されているのか

このようにAIについて興味を持ちましょう。

 

そして、少しでも学んでいこうとすることが大切です。

 

AIなどのテクノロジーに関する情報格差は広がる一方です。

積極的に情報に触れておかなければ、すぐに取り残されてしまいます。

せめて、AIが自分の仕事にどう関わってくるかぐらいは考えておきたいところです。

 

どうやって活用していくのか

AIが得意な仕事は、

  • 同じことを繰り返す仕事
  • 徹底した効率化が求められる仕事
  • すでに仕組みが完成している仕事

など、ロボットができるような仕事です。

 

しかし、人間の感情にまつわる仕事、何かを生み出すようなクリエイティブな仕事は苦手です。

つまり、それらの領域に関する仕事は、引き続き人間の仕事なのです。

 

AIが得意な仕事は、AIに任せてしまって人間は楽をすればいいのです。

その分、人間にしかできない仕事に時間・労力・お金を使うようにしましょう。

 

AIを使うのは人間です。

AIをうまく活用することを考えていかなければなりません。

 

税理士とAIについて

AIが自分の仕事にどのような影響を与えるのか。

一人ひとりが考える必要がありますが、具体例として、私の仕事である税理士とAIの関係について見てみましょう。

 

クラウド会計ソフトにより記帳代行がなくなる!?

税理士の仕事の1つとして、お客様の会計帳簿を作成する記帳代行という仕事があります。

これは一定のルールにしたがって、会計帳簿を作成していくというものです。

 

『ルールにしたがって正確に処理していく仕事』

これこそまさにAIの得意とする仕事です。

つまり、AIに任せてしまって人間は楽をすればいいわけです。

 

そして、それを実現するためのツールはすでに存在しています。

まだまだ改良の余地はありますが、クラウド会計ソフトがそれに当たります。

クラウド会計ソフトを駆使すれば、ほんの数クリックで会計帳簿が作成できてしまう時代なのです。

 

こんな便利なもの使わない手はありません。

税理士は、クラウド会計ソフトを導入して記帳代行をなくしていかなければなりません。

 

税理士が活躍できる場とは

記帳代行がなくなれば、税理士の仕事がなくなるのではないか。

そう思われた人も多いのではないでしょうか。

 

大丈夫、税理士の仕事はなくなりません。

 

なぜなら、クラウド会計ソフトを導入するためには、AIに一定のルールを学習させる必要があるからです。

ルールにしたがって正確に処理していくためのルール自体は、人間が作り出すものです。

 

専門的な話になりますので省略しますが、クラウド会計ソフトを導入しただけでは税理士の仕事はなくならないということです。

 

それどころか、

  • クラウド会計ソフトの導入・運用のお手伝い
  • リアルタイムの数字を確認しながら、今後の対策を経営者と一緒に考える
  • 会計税務を中心としたコンサルティング業務に力を入れる

などの新たな仕事が生まれているのです。

 

これが、AIをうまく利用して人間にしかできない仕事をするということです。

 

AIは仕事を奪うわけではない

税理士とAIの関係のように、AIは決して人間の仕事を奪うものではありません。

AIをうまく活用して、今までの仕事を楽にして、仕事を変化させていきましょう。

 

仕事を奪われるのを恐れて遠ざけている場合ではありません。

AIを積極的に活用して、うまく使う側に回らなければなりません。

 

そして、

 AIについて考えておくべきこと

  • どうすればAIを活用して仕事を効率化して楽にすることができるか
  • それによって仕事がどう変化するのか
  • 今やっておくべきことは何なのか

ということを考えることが大切です。

でないと、本当にあなたの仕事をAIに奪われてしまうかもしれませんよ。

 

まとめ

AI(人工知能)の進歩により、人間の仕事がなくなってっしまうわけではありません。

AIをうまく活用することができれば、仕事を効率化して楽にすることができます。

 

その結果として、仕事の内容に変化が生じることになります。

この変化に対応することができないと、AIに仕事を奪われるということにもなりかねません。

 

そうならないためにも、

  • AIなどのテクノロジーに関する情報に常に触れておくこと
  • 使えそうな便利なものを積極的に取り入れてみること
  • 自分の仕事にどう活用していくかを考えること

などの行動が大切になってきます。

 

かつて、スマホが爆発的に普及した時と同じように、私たちの生活のいたるところにAIが関わってきます。

それは、遠い未来の話ではなく、ほんの数年先の未来の話です。

 

AIを知り、うまく活用して、自分の仕事のあり方について考えてみましょう。

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