お金を残して事業を安定させるために節税をしないという選択

 

間違った節税をすると、お金はなくなります。

お金がなくなってしまえば、事業を継続していくことができません。

 

つまり、間違った節税を繰り返すことは、自分の首を締めることになってしまいます。

そうならないための唯一の方法が、節税をしないということです。

 

節税をしなければお金は残ります!

 

税金を支払いたくないあまり、過度な節税をして、お金がなくなってしまったら意味がありません。

 

節税はお金を残すための手段に過ぎない

節税することにより税金の支払いを減らせても、お金が減ってしまってはいけません。

 

節税はお金を残すための手段のひとつでしかなく、決して目的ではないのです!

 

節税によりお金が減ってしまっては、本末転倒と言わざるを得ません。

ですから、何のために節税をしたいのかということをしっかりと考える必要があります。

 

節税はお金を残すためのひとつの手段であり決して目的にはならない

2017.10.18

 

お金を残すためには税金を支払うしかない

日本の税法のもとで経済活動するならば、そのルールの中でどのように立ち回っていくのかを考えなければなりません。

そして、『お金を残すためには税金を支払うしかない』というのは、まぎれもない事実です。

 

つまり、節税しない方がお金を残すことができます!

 

大きな利益が出た場合に高級車を購入することにより、節税をしようとする経営者が多いですが、その高級車が本当に必要なものであれば構いません。

 

しかし、ほとんどのケースが過度な節税、厳しく言うと、ただの無駄遣いをしているだけです!

 

高級車を使った節税については以下の記事で詳しく解説していますが、事業にとって必要なものであることが前提です。

高級車を使った節税対策!中古でベンツを購入して節税する方法

2017.09.12

節税の本来の目的を見失ってはいけません。

 

お金が減らない節税

節税するためには、利益を減らさなければなりません。

つまり、お金を使って経費を増やすことが節税するための最も単純で効果的な方法であり、節税方法もいくつでもあります。

今年中に必要なものを購入しておくことで確実に節税することができる

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しかし、お金を使って経費を増やす節税をして、税金の支払いを減らしたとしても、確実にお金は減ってしまいます。

 

できるだけお金を使わずにできる節税、お金が減らない節税に積極的に取り組んでいきましょう!

 

 お金が減らない節税

  • 経費を漏らさずに計上する
  • 不必要な資産を処分する
  • 含み損のある資産を売却する

 

経費を漏らさず計上する

節税に近道は存在しません。

しかし、王道は数多く存在します。

 

その中でも最も大切なものが、経費を漏らさずに全て計上することです。

 

これが徹底できていない事業者があまりに多すぎます。

 

具体的には、クレジットカード、社会保険料などの期末未払計上です。

たとえその支払いが翌年であったとしても、今年の経費として計上することができますので、確実に計上するようにしておきましょう。

 

不必要な資産を処分する

不必要な資産、いらない資産を処分してしまうことにより、固定資産除却損を計上することができます。

 

とくに歴史のある中小企業の場合には、すでに使っていない数十年前の資産が残っていることがよくあります。

そのような資産がないか一度チェックしてみましょう。

 

含み損のある資産を売却する

かなり特殊なケースですが、含み損のある資産を売却してしまうことで、お金が増えているのに税金を減らすことができます。

 

具体的には、バブル期に購入して、今は値下がりしてしまっている土地などです。

当時、数億円で購入したにも関わらず、今現在は数千万円なんてこともよくあります。

 

今後有効利用する予定がないものであれば、売却して節税することも検討してみましょう。

 

まとめ

日本の税金が利益に対して課税される以上、節税するほどお金はなくなっていきます。

しかし、無駄な税金を支払う必要はありませんので、適切な節税には積極的に取り組むべきです。

 

そして、お金を残すために節税するという意識を常に持っておきましょう!

節税はお金を残すための手段であり目的ではありません。

 

『お金を残すという目的を達成するために必要なものかどうかを考えること』が節税する上ではとても大切です。

 

ときには、お金を残して事業を安定させるために節税をしないという選択も必要になってくるでしょう!

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