クラウド会計ソフトを使っても経理が完全に自動化できる訳ではない!

 

経理・簿記の知識がなくても簡単に会計帳簿を作成することができます!

クラウド会計ソフト導入のメリットの1つと言われていますが、果たして本当なのでしょうか…

答えは、NO!

ある程度の知識がなければ使いこなすことはできません。

freeeにしてもMFクラウドにしても決して簡単ではありませんし、経理が完全に自動化できる訳でもありません!

 

freee・MFクラウドは全自動の会計ソフトではない

freee・MFクラウドに代表されるクラウド会計ソフトですが、決して経理を完全に自動化できる訳ではありません!

クラウド会計ソフトのイメージ
  • 誰でも簡単に会計帳簿を作成できる
  • 面倒な経理作業を全自動でやってくれる
  • 税理士による記帳代行をやめることができる

これらのイメージは間違いではありませんが、そのまま当てはまるという訳でもありません…

便利であることに違いはありませんが、全自動で経理をすることはできませんし、ある程度の簿記の知識は必要になってきます!

簡単だから、楽だからという理由で導入すると、想定していたより難しいため、導入を断念することになってしまいます。

クラウド会計ソフトを導入する本当の目的は、リアルタイムの数字を確認して、そこから未来の数字を予測することです。

全自動で会計帳簿を作成して楽をしようというものではありません!

クラウド会計ソフトを導入する本当の目的は未来の数字を予測すること

2018.01.04

 

クラウド会計ソフトは簡単ではない

クラウド会計ソフトを使っても簡単に会計帳簿を作成することはできません!

経理に関する知識がないと、どこから手をつけたらいいかわからない!という状況に陥ってしまいます…

ただし、他の会計ソフトと比べて『とっつきやすい』のは間違いありません。

一応、勘定科目や仕訳がわからなくても使えるように設計はされています。

しかし、所詮はその程度であり、最終的に決算書を作成するにはかなりハードルは高いでしょう!

 

完璧にカスタマイズすると…

クラウド会計ソフトを使って簡単に、かつ、ほとんど自動で会計帳簿を作成するためには、完璧なカスタマイズを必要とします!

この完璧なカスタマイズをするためには、どうしても経理・簿記・税金の知識が必要になってきます。

そして、完璧にカスタマイズされたクラウド会計ソフトを使えば、経理にかかる時間を1/10程度にすることは十分に可能ですし、限りなく全自動に近づけることができます。

もし導入を検討されているのであれば、絶対にこのレベルを目指すべきです!

一定の知識がないと使いこなすことはできませんが、これまでの会計ソフトと比べると格段に使いやすいことに違いはありませんのでご安心を。

クラウド会計ソフトは導入しただけでは力を発揮することができません

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クラウド会計ソフトを導入する前に知っておいてほしいこと

クラウド会計ソフトを導入する前に知っておいてほしいことが3つあります。

これを知った上で導入することにより、経理を徹底的に効率化することができます!

知っておいてほしい3つのこと
  1. 全自動ではない
  2. カスタマイズしなければならない
  3. クラウド会計ソフトに寄せていく必要がある

 

全自動ではない

1つ目は、決して全自動ではないということ。

AI(人工知能)などの技術の進歩は凄まじいですが、現段階では全自動で経理するまでには至っていません…

上手に使いこなすためには、絶対に人の手を加える必要があります!

ただし、マイナンバーと通帳・クレジットカードが紐付けされた状態で、クラウド会計ソフトやAI(人工知能)の力を駆使すれば、完全なる全自動による経理も実現するかもしれません…

そうなれば、その是非は別の問題として、国が一人一人の所得を完全に把握することになり確実に税収は増えるでしょう。

 

カスタマイズしなければならない

2つ目は、完璧なカスタマイズする必要があるということ。

クラウド会計ソフトを導入しただけでは、その利便性を活かすことはできません…

あなたに適したカタチにカスタマイズしなければならないのです!

取引数の多いもの、よく使うお店、よく使う摘要などを一つずつ丁寧に設定していきましょう。

地道な設定作業を乗り越えなければ、真の意味でクラウド会計ソフトを使いこなすことはできません。

 

クラウド会計ソフトに寄せていく必要がある

3つ目は、クラウド会計ソフトに寄せていく必要があるということ。

簡単に、かつ、ほとんど全自動で経理するためには、クラウド会計ソフトの能力を活かせるように、あなた自身が寄せていかなければなりません…

具体的には、

  1. インターネットバンキング
  2. クレジットカードによる決済

この2つを徹底することです。

クラウド会計ソフトの能力を活かすための仕組みを作っていくことが大切です!

全ての通帳をインターネットバンキングにすることはできなくても、取引の多いメインの通帳だけでもやっておくと全然違ってきます。

また、銀行の窓口やATMに足を運ばなくても振込ができてしまいますので、その意味でも効率化を進めることができます。

 

まとめ

『クラウド会計ソフトは導入するだけで、誰でも簡単に全自動で経理をすることができる』と勘違いされていますが、決してそうではありません!

ある程度の知識は必要になってきますし、ましてや経理を楽にするためだけのものではありません…

リアルタイムの数字を確認して未来の数字を予測するためにも、完璧なカスタマイズを目指しましょう!

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