過去・現在・未来の時系列に数字を並べて確認する意味と効果について

 

会計帳簿を作成して、数字を確認する際に、ある一定の瞬間の数字だけを確認していてもあまり意味はありません。

 

実は、過去・現在・未来、それぞれの数字を時系列に並べて確認することに意味があります。

 

「経理を決算・申告のためだけのもの」にしないためにも、きちんとした数字の確認の方法を知っておきましょう!

 

過去・現在・未来の数字を確認するということ

事業の数字を確認して経営に役立てるためには、ある一定の瞬間の数字だけを確認してもあまり意味はありません。

過去・現在・未来、それぞれの数字を確認するようにしましょう!

 

そのためには、経理に対する考え方・取り組み方を見直す必要があります。

 

経理に対する考え方

まずは、経理に対する考え方については、こまめに経理するということを心がけでください。

 

毎日少しずつコツコツ進めることが理想的ではありますが、最低でも1ヶ月に1回はきちんと経理して、数字を確定させておきましょう。

 

なぜなら、それ以上間隔が空いてしまうと、数字の鮮度がなくなってしまうため、確認する意味が薄れてしまいます。

数字を経営に役立てるためには、数字の鮮度は非常に大切です。

 

経理の取り組み方

次に、経理の取り組み方についてですが、素早く、正確に経理することができるツールを活用していきましょう。

私のオススメは、クラウド会計ソフトの導入です。

 

クラウド会計ソフトをうまく活用することができれば、ワンタッチで会計帳簿を作成して、いつでもリアルタイムの数字を確認することができるようになります。

そうなれば、そのリアルタイムの数字を使って、様々な経営に関する意思決定をしていくことができます。

 

経理に対する考え方・取り組み方を見直して、過去・現在・未来の数字を確認することができる体制を整えていきましょう!

 

時系列に並べて確認していく

過去・現在・未来に渡って数字を確認することで、経理を経営に役立てることができます。

 時系列に確認する

  1. 過去の数字と向き合うことで、行動と結果の振り返りをすることができます。
  2. 現在の数字を分析して、取るべき戦略を考えます。
  3. 決算対策、節税対策、事業計画などの未来の数字を予測することにより、新たな行動をしていくのです。

そのためには、ある一定の瞬間の数字だけを見ていてはいけません。

 

時系列に数字を並べて確認することにより、はじめて見えてくるものがあるというわけです。

 

どのように数字を確認すればいいのか

では実際に、どのように数字を確認すればいいのでしょうか。

会計・税務に関して知識がない人でも、この3点ぐらいは確認しておいてほしいところです。

 絶対確認しておくべき3つのポイント

  1. 現金・預金の残高
  2. 損益計算書
  3. 前年、前々年との対比

 

現金・預金の残高

事業を継続していくことができるかどうかは、お金を管理できているかどうかです。

つまり、現金・預金の残高がどのように推移しているのかということは、絶対に確認しておかなければなりません。

 お金を管理するということ

  • いくら儲かっているのか
  • いくらお金を使うことができるのか
  • いくらお金を残しておかなければならないのか

 

損益計算書

損益計算書を確認すれば、いくら儲かっているのかが一目瞭然です。

儲かっている金額自体を確認するのは当たり前として、もう一つ確認してほしいことがあります。

 

それが、何にいくらお金を使って、いくらお金を回収することができたのかということです。

 

明確な根拠がないまま、「儲かっているから大丈夫」ではいけません。

 

A商品の広告に100万円投資した結果として、400万円で仕入れたA商品を1,000万円で売り上げて、300万円をボーナスとして社員に還元した。

結果として、1,000万円−100万円−400万円−300万円=200万円儲かった。

このような分析をすることが、数字を見るということです。

 

前年、前々年との対比

前年、前々年の数字と比較することも大切です。

業種により、繁忙期などもありますし、過去の実績から未来を予測するということにも繋がります。

前年と比べて多い少ない?その原因は何か?ということも考えておきましょう。

 

まとめ

過去・現在・未来の時系列に数字を並べて確認することにより、経理を経営に役立てることができます。

そのためには、

  • 毎日コツコツ経理を進めること
  • クラウド会計ソフトなどの便利なツールを利用して、素早く、正確な会計帳簿を作成すること

が必要になってきます。

 

そうすることで、過去の数字を確認して、現在の数字をもとに、未来の数字を予測することができるようになります。

 

ある一定の瞬間の数字だけを確認してもあまり意味はありません。

時系列に並べることにより、ようやく数字を確認する意味も効果も出てくるものでなのです。

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