税理士は単なる専門家ではなくお客様のよき相談相手であるべき

 

税理士は、税金に関する専門家です。

税理士資格という国家資格を有しているため、『先生』と呼ばれることも多いです。

しかし、お客様から『先生』と呼ばれるのをいいことに、先生業をしていては生き残っていけない時代になりました。

 

会計・税務の知識やスキルを提供する専門家として、どのようにお客様にサービスを提供していくのかを考えなければなりません。

 

そして、その答えの1つが、【税理士は単なる専門家ではなくお客様のよき相談相手であるべき】だということです。

 

税理士が担うべき仕事

税理士は、個人事業者や中小企業の経営者にとって、定期的にコミュニケーションが取れる唯一の専門家です。

そして、

  • お金にまつわる知識が豊富であること
  • 適度な距離感を維持できること

などの理由から、相談相手として最適な場所に位置しています。

 

したがって、税理士が担うべき仕事は、単なる専門家としての仕事だけでなく、お客様のよき相談相手となることです。

 

相談相手としての税理士

税理士は、単なる専門家ではありません。

決算書・申告書を作成するだけでは、ただの帳簿付け屋さん、申告屋さんです。

お客様の悩みを聞き出し、一緒に解決策を考えていく姿勢が求められます。

 

 相談相手としての税理士に求められるもの

  1. 税理士として優秀であること
  2. お客様が相談しやすい環境を整えていること
  3. とにかく人の話を聞くことが好きであること

税理士が、お客様から信頼され、相談相手として認められるためには、これら3つの要素が必要です。

 

税理士として優秀であること

相談相手に求められる資質として、まずは問題を解決する能力があるかどうかです。

つまり、税理士として優秀でなければなりません。

 

ここでいう優秀な税理士とは、

  1. 会計・税務に関する知識が豊富であること
  2. 問題を認識して解決策を提示できること
  3. それらをお客様にわかりやすく伝えることができること

などの能力を兼ね備えた税理士のことです。

 

その中でも、お客様にわかりやすく伝えることができるという能力が一番大切です。

なぜなら、お客様に説明をして、理解してもらわないと問題が解決しないからです。

 

優秀な税理士は、説明がわかりやすいという特徴があります。

 

お客様が相談しやすい環境を整えていること

どんなに優秀な税理士でも、お客様から相談を受けなければその力を発揮することはできません。

その意味では、お客様が相談しやすい環境を整えていることが大切です。

 

具体的には、

  • その税理士自身が相談しやすい人柄、雰囲気を持っていること
  • 日頃からレスポンスが早く、フットワークも軽いこと
  • 個別に相談業務を行うなどのシステムを構築していること

などが考えられます。

 

税理士の敷居は高くない!気軽に何度でも単発で相談できるという記事でも解説していますが、税理士が、お客様の相談を受けるという姿勢をきちんと示しておくべきです。

 

とにかく人の話を聞くことが好きであること

お客様のよき相談相手になるためには、とにかく人の話を聞くことが好きでないといけません。

  • 「仕事だから話を聞いている」
  • 「お客様だから相談に乗っている」

という姿勢は、必ず相手に伝わるものです。

 

人は、親身になって話を聞いてくれる人にしか相談しようとは思いません。

 

ですから、税理士には、人の話を興味を持って聞き、自分ならどうするかということを考える能力が求められます。

そうすることで、お客様の立場で物事を考えることができます。

 

私の感覚では、少々お節介なぐらいがちょうど良いのではないかと思います。

 

まとめ

税理士は、単なる専門家ではなく、お客様のよき相談相手でなくてはなりません。

決算書・申告書を作成するだけでは、お客様に価値を提供できないのです。

 

相談相手としての税理士に求められるのは、

  1. 税理士として優秀であること
  2. お客様が相談しやすい環境を整えていること
  3. とにかく人の話を聞くことが好きであること

などの能力であり、どれが欠けてもいけません。

これらの能力を磨くことにより、お客様から信頼して相談してもらえるようになります。

 

会計・税務に関すること以外の相談が出てくれば、お客様は税理士を信頼しています。

そのような関係が理想であり、お客様にとっても、税理士にとっても望ましい関係ではないでしょうか。

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