税務署の税務調査を怖がるほどお金が減っていくという事実

 

税務署による税務調査を怖がっている経営者の方々に質問です。

なぜ税務調査が怖いのですか?

「節税を認めてもらえないかもしれないから…」

「追加で税金・罰金を支払わなければならないから…」

「不正がバレてしまうから…」

などなど、税務調査を怖がる気持ちはよくわかります。

誰だって余計な税金を支払ってお金を減らしたくはありません。

しかし、税務署の税務調査を怖がるほど、お金は減ってしまいます。

少しでも多くのお金を増やしたい、残したいと思うならば、無理な節税をせずにしっかりと納税していく必要があります!

 

税務署を相手に商売しているわけではない

税務調査を怖がっていては、いつまでたってもお金は貯まりません!

事業の目的は、税務署の顔色を伺うことではなく、お金を儲けることですよね。

税務署を相手に商売しているわけではありませんので、過度に税務署を怖れるのはやめましょう。

不正・間違いがなければ、そもそも怖がる必要などないのですから。

 

税務調査を怖がるのはやましいことがある証拠

税務調査を怖がる理由、それは何かやましいことがあるからではないでしょうか。

税務調査の目的は、納税者が正しく申告・納税できているかをチェックして課税の公平性を保つことです。

不正・間違いがあれば修正申告書を提出して、追加の税金・罰金を支払わなければなりません。

しかし、正しく申告・納税することができていれば申告是認(お咎めなし)となり、1円も支払う必要はありません。

税務署に対してやましいことがないのであれば、税務調査を怖れる理由はないはずです!

 

お金を貯めるために納税するという意識

日本の税法は、納税しないとお金を貯めることができないようになっています。

つまり、節税すればするほどお金は減っていきます。

節税しなかった場合

利益1,000万円 × 税率30% = 税金300万円

利益1,000万円 – 税金300万円 = お金700万円

節税した場合

(利益1,000万円 – 節税費用500万円)× 税率30% = 税金150万円

利益1,000万円 – 節税費用500万円 – 税金150万円 = お金350万円

節税すれば支払うべき税金の金額を減らすことはできます。

しかし、最終的に残るお金も確実に減ってしまうことになります。

お金を貯めたい、増やしたい、残したいと考えるのであれば、積極的に納税していくという意識を持たなければなりません!

 

節税の多くは課税の繰り延べ

お金を貯めるためには無理な節税をしてはいけない!

頭では理解できても、少しでも税金を減らしたいと願うのは経営者として当たり前のことだと思います。

私も税理士として、無駄な税金を支払う必要はないと考えています。

しかし、ほとんどの節税は税金を支払う時期を先に延ばす、いわゆる課税の繰り延べでしかありません。

節税をして課税を繰り延べることは、お金を増やすことも繰り延べているのです。

節税はお金を残すための手段であり、決して目的にはなり得ないことを常に考えておかなければなりません。

 

また、節税と脱税は根本的に違います。

「税理士は税務署にバレない節税を知っている!」

「税理士の価値はどれだけ税金を減らすことができるかだ!」

このような考えをお持ちの方が稀にいらっしゃいますが、今すぐ考えを改めてください。

税理士が脱税の指導をすることなど絶対にあり得ません!

 

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税務調査を気にしているようではお金は貯まらない

無理な節税をせずに正しい申告・納税をしていくことで、税務調査を怖がることがなくなりますし、少しずつお金が増えていきます。

お金が増えてくれば財務内容が良くなり金融機関からの融資も受けやすくなり、資金繰りも楽になってきます。

そうなれば事業が安定して新しいことにもチャレンジしやすくなりますし、よりお金儲けをするチャンスが広がります。

お金を貯めるためにしっかりと納税して税務署による税務調査を怖がらない!

相反するように見えますが、これが王道であり、お金を貯める秘訣です。

 

まとめ

税務署による税務調査を怖がっているということは、何かしらやましいことがあるということです。

不正行為・無理な節税は余計にお金を減らしてしまうことになります。

事業を安定して成長させている経営者の方は、税務署のことなど全く気にしていません。

お金を貯めたいと考えるのであれば、しっかりと納税して税務調査を怖がらない姿勢が大切です。

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