秋は税務調査の時期ですが実際に入るタイミングは誰にもわからない

 

これから年末にかけて税務調査が盛んに実施されます。

 

秋は税務調査の時期というのは昔から変わっていません。

しかし、なぜ秋なのでしょうか。

それは税務署や国税局の1年間のスケジュールに理由があります。

 

そして、いつ、誰のもとに税務調査が入るのかは誰にもわかりません。

一般的には3年に1回なんて言われていますが、それも納税者によってまちまちです。

 

税理士の私が納税者の方に言えることとしては、「いつ税務調査が入っても大丈夫なように準備、対策、心づもりをしておいてください」ということです。

 

税務調査が入るタイミングは誰にもわからない

秋は1年のうちで最も盛んに税務調査が実施される時期です。

しかし、いつ、誰のもとに税務調査が入るのかは誰にもわかりません。

 

知っているのは税務署や国税局の人間だけです。

税理士も含めて我々納税者が知ることはできないのです。

言い換えれば、いつ、誰のもとに税務調査が入ってもおかしくないということです。

 

過去に何度も税務調査を経験されている方はよくわかるかと思いますが、何もやましいことがなくても税務調査とは嫌なものです。

気になって夜もろくに眠れないという人もいるぐらいです。

まして初めて税務調査を受ける場合などは、その心労は計り知れません。

 

事業活動を続ける限り税務調査を避けて通ることはできません。

 

いざという時に困らないように、日頃から税務調査の準備、対策、心づもりをしておかなければなりません。

 

税務調査が盛んな時期

なぜ、秋から年末にかけて税務調査が盛んに実施されるのでしょうか。

その理由は、税務署や国税局の人事異動が7月にあり、そこから新しい1年が始まるからです。

 

7月から新しい体制に変わって、そこからどこに調査に行くのかということを考えます。

そして、実際に調査を実施するのがお盆明けから9月にかけてということになるのです。

 

さらに、この時期の調査については調査官の翌年の査定に影響を与えます。

つまりは、1年のうち最もモチベーションを高く、やる気に満ち溢れて税務調査をしている時期ということになります。

当然、調査の目も厳しく、調査期間も長引くことも想定されます。

 

秋から年末にかけての税務調査は、納税者側もそれなりの覚悟を持って臨まなければならないということです。

 

いつ、誰のもとに入っても不思議ではありません

調査官がモチベーション高く税務調査に望んでくる以上、納税者もそれなりの準備をしておきたいところです。

しかし、いつ、誰のもとに税務調査が入るのかは誰にもわからないのです。

税務署や国税局が情報を漏らすようなことは絶対にありません。

 

したがって、納税者は、いつ税務調査が実施されてもいいように準備しておかなくてはならないということです。

 

「起業して3年経過すると税務調査に入られる可能性が高くなる」なんてことがよく言われます。

これは、税務調査では直近の3年間の取引について適正に処理ができているかをチェックするからそのように言われているだけです。

起業して1年で来ることもあれば、10年以上来ていないことも多々あります。

 

そもそも、税務調査が3年分だけで済むとも限りません。

不正な処理が発見され、それが悪質であると判断されれば、最長7年間遡ることだってあるのです。

 

知り合いの社長からの情報など、実は全くあてになりません。

 

3年というのも、あくまで一般的な目安であり、税務調査はケースバイケースであるということを忘れてはならないのです。

 

まとめ

秋から年末にかけて税務調査の最盛期を迎えます。

この時期の税務調査は、調査官のモチベーションも高く、厳しい調査になることが多いです。

 

しかし、いつ、誰のもとに税務調査が実施されるかを知る術はありません。

つまりは、いつ、誰のもとに入っても不思議ではないということです。

 

事業活動を続ける限り、税務調査とはうまく付き合っていかなくてはなりません。

 

納税者にとって税務調査は、神経をすり減らすようなとても辛いものかもしれませんが、不正をしていないのであれば過度にビビる必要はありません。

しっかりと準備、対策、心づもりをしておきましょう。

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