節税の第一歩は正確な会計帳簿を作成して利益を確定させること

 

節税対策と言っても様々な方法があります。

そして、節税の目的はお金を残すことであるため、ほぼ全ての経営者にとって関心のあることではないでしょうか。

 

しかし、本当に効果のある節税をするためには個別具体的な節税の方法を学んでもあまり意味はありません。

小手先だけのテクニックに頼ったところでたかが知れています。

 

しっかりとした準備をしてから取り組むことにより、会社にとって本当に意味のある節税を行うことができます。

 

本当に意味のある節税をするためにしっかり準備を進めていきましょう。

 

正確な会計帳簿の作成なくして節税することはできない

節税を考えるときに、具体的な方法を考えてもあまり意味はありません。

経営者が本当に考えなければならないことは、いくら節税をして、いくらお金を残すのかということです。

 

ただ闇雲に節税をしても無駄にお金を遣ってしまうだけです。

思い描いた利益を出して、納得のいく税金を支払い、必要なお金を手元に残していかなければなりません。

 

そのために最も大切なことが、正確な会計帳簿を作成して利益を確定させることです。

 

  • いくら儲かっているのか
  • いくらお金を使うことができるのか
  • いくらお金を残しておかなければならないのか

節税を考えるよりも、まずはこれらのことを考えて数字と向き合わなければなりません。

 

節税の第一歩は、正確な会計帳簿を作成することです。

 

正確な会計帳簿をもとに利益を確定させなければ、効果的な節税対策を考えることなどできません。

 

節税は戦略をもって計画的に実行すべきものである

税金を支払いたくない気持ちは本当によくわかります。

しかし、節税の本来の目的を見失ってはいけません。

 

節税とは、本当に必要なものにお金を投下して経費を増やすことにより税金の支払いを減らすことであるはずです。

ただのお金の無駄遣いになってしまってはいけないのです。

 

無理な節税は絶対NG!まずはお金を増やす・貯める方法を考えるべき

 

 相反する2つのバランスを取ることが大切

  1. 節税をして税金の支払いを減らすこと
  2. しっかりと利益を計上して、納税した上で、内部留保を増やしていくこと

節税を考えるには、この相反する2つの事柄のバランスを保つことを考えなければなりません。

 

つまり、節税は戦略をもって計画的に実行すべきものであるということです。

 

そして、それを実現させるためにも正確な会計帳簿を作成して数字を把握しておくということが必要不可欠なのです。

 

節税するための具体的な手順

ここまで、節税するためには正確な会計帳簿を作成して利益を確定させる必要があると言ってきました。

その理由は、節税するためには一定の手順があるからです。

 

節税するための一定の手順を踏むことにより、効果的な節税だけでなく安定した経営を実現する手助けをすることができます。

 

 本当に効果的な節税をするための手順

  1. 正確な会計帳簿の作成
  2. リアルタイムの数字の確認
  3. 定期的に仮決算をして利益を確定させる
  4. 決算対策・納税予測を行う
  5. 具体的な節税対策を考える

 

こうすることで、常に業績を把握することができるため、本当に必要なものを買ったり、経費を使うということができます。

また、予想に反して利益が出ていないときは、売上をアップさせる方法や経費を削減することもすぐに考えることができます。

 

どちらにせよ、数字を確認することができなければ何も始まりません。

 

節税を考える前にしっかりと数字を確認するということを忘れてはいけません。

 

正確な会計帳簿を作成するために必要なこと

本当に効果のある節税をするためにも、安定した経営を実現するためにも正確な会計帳簿を作成する必要があります。

 

しかし、ここで言う正確な会計帳簿とは、ただ単に数字が正確であるというだけでは不十分です。

節税も含めた様々な戦略を立てるために、よりリアルタイムの数字を正確に確認することができなければなりません。

 

しかし、このリアルタイムの正確な会計帳簿を作成するためには、3つ必要なものがあります。

 

 リアルタイムの正確な会計帳簿を作成するために必要な3つのもの

  1. 毎日こまめに経理をすること
  2. クラウド会計ソフトなどの便利なツールを利用すること
  3. 相性の合う信頼できる優秀な税理士の協力を得ること

 

毎日こまめに経理する

まず、毎日コツコツ経理業務を続けることが大前提になります。

何をするにしても、小さなことを積み重ねていくしかありません。

 

経理業務を効率化するためのコツは毎日10分間の小さな積み重ね

 

クラウド会計ソフトなどの便利なツールを利用する

次に、経理を効率的に進めていくということも考えておかなくてはなりません。

最近では、クラウド会計ソフトなど専門的な会計の知識がなくても使うことができる便利なものも出てきています。

そのような便利なツールを利用することも大切です。

 

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相性の合う信頼できる優秀な税理士の協力を得る

最後は、税理士などの専門家の力を借りるということです。

クラウド会計ソフトなどの登場により、経理業務の敷居は随分低くなってきています。

しかし、税理士などの専門家の力なしで正確な会計帳簿を作成することは現実的ではありません。

 

相性の合う信頼できる優秀な税理士の協力を得ることができれば、経営者の心強い味方になってくれることでしょう。

 

税理士が考えるあなたにとって良い税理士の選び方と探し方

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まとめ

節税を考えるのであれば、まず最初に正確な会計帳簿を作成することを考えなければなりません。

なぜなら、正確な会計帳簿を作成して利益を確定させなければ、何をいくら節税すればいいのか判断できないからです。

 

  • 税金のことは税理士に任せている
  • 税理士から節税の対案がない
  • 何にいくらお金を使うことができるのかわからない

 

このようなことを言っているようでは、全くお話になりません。

数字と向き合って戦略を立てて計画を実行していくという経営者の姿勢がなければ、本当に意味のある節税を行うことはできないのです。

 

節税は、ただ単に税金の支払いを安くするためのものではありません。

より良い経営を実現するための手段であり、経営者として常に考えておかなければならないことです。

 

まずは、毎日の経理を見直すという小さいことからでも初めてみましょう。

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