30代の税理士が考える若手税理士を選ぶメリット・デメリット

 

税理士って年配の方が多いんですね…

先日30代の若手起業家のお客様から聞いた言葉ですが「税理士=年配」というイメージは世間的にも認知されているのでしょう。

そして、税理士選びにおいては若手税理士とベテラン税理士のどっちがいいかという話は絶対に出てきます。

どちらも一長一短あるためどっちがいいとは断言できませんが、30代の税理士の目線からこの話について考えてみたいと思います。

最終的には人柄を確認して相性重視ということになりますが、税理士選びの参考にしてみてください!

 

税理士の平均年齢は65歳という超高齢化社会

税理士について一体どんなイメージをお持ちですか…

税理士のイメージ
  • 難しい顔をして電卓を叩いている
  • 数字に細かい、うるさい
  • 真面目、頭が固そう

このようにちょっと怖そうなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか…

しかも年配で威厳・風格・社会的信用があるため、より一層近寄りがたいような雰囲気を醸し出している税理士もいるかもしれません。

しかし、税理士に対してこのようなイメージがついてしまうことは仕方のないことなのかもしれません…

なぜなら、税理士の平均年齢は65歳であり税理士業界は超高齢化社会だからです!

「税理士=年上の偉い人」という構図になりやすいことも理由の一つでしょう。

このように、あらゆる士業の中でも税理士はダントツに高い平均年齢を誇っています…

その一番大きな原因は、税務署のOB税理士の存在です。

税務署を定年退職した後に税理士として開業する人が多いため、どうしても平均年齢が高くなってしまうのです…

そんな超高齢化した税理士業界においても、20代30代の若手税理士は一定数存在しています…

30代以下の税理士の数は全体の10%程度しかおらず、私も含めてある意味レアキャラです!

そして、若手税理士にはベテラン税理士にない強みを持っているということも事実です。

若手には若手の、ベテランにはベテランのメリット・デメリットがありますので、どちらの税理士が自分に合うかを考えて選択することが大切です。

 

若手税理士のメリット

若手税理士には、ベテラン税理士にはないメリットがたくさんあります。

若手税理士のメリット
  • フットワークが軽い
  • スピード・柔軟性がある
  • クラウド会計ソフトなどITに強い
  • 対応が丁寧で相談しやすい
  • 料金がリーズナブル
  • 古い概念にとらわれない
  • 気力・体力・やる気に満ちあふれている
  • 今後長い付き合いをすることができる

これらは若手ならではのメリットであり、税理士を選ぶ十分な理由になりえます。

私も30代の若手税理士として、フットワークの軽さ、スピード感、IT関連については力を入れているところでもあります!

また、最後の「今後長い付き合いをすることができる」というのは絶対的な強みでもあり、若手の起業家や2代目社長との相性も抜群です。

しかし、若手税理士にもデメリットは存在します…

若手税理士のデメリットはベテラン税理士のメリットであり、ベテラン税理士のデメリットは若手税理士のメリットということになります。

 

ベテラン税理士のメリット

若手税理士のデメリットをベテラン税理士はメリットとして持っていることが多いです。

ベテラン税理士のメリット
  • 知識・経験が豊富である
  • 人脈が豊富である
  • 経営に関するアドバイスができる
  • どっしりしていていざという時に頼りになる
  • 税務調査に強い(ベテランのOB税理士)

これらは長く税理士をやっているからこそ実現できるものであり、若手税理士が簡単にできるようなことではありません…

頼りになるベテラン税理士がいざという時に助けてくれるというのは、孤独な経営者にとってとても心強い存在になるでしょう。

頼りがいという面では若手は絶対にベテランに勝てることはありません!

 

若手とベテランどっちを選べばいいのか

結局は若手税理士とベテラン税理士のどっちを選べばいいのか…

私から言えることは「どっちでもいい!」ということです。

若手には若手の、ベテランにはベテランの良さがありますし、お客様が何を重要視して税理士を選ぶかに尽きるのではないかと思います。

実務的な話をしますと、若手でもベテランでも税理士としての通常業務においてさほど差はありません…

税理士として真面目に仕事をしていれば5年もあれば一通りのことは経験できますので、若手だから心配というものでもありませんし、ベテランだからうまくやってくれるというものでもないのです。

ただし、税理士の仕事はお客様の財布の中身を見る仕事でもありますから、信頼関係を築くことができるかどうかというのがとても大事になってきます。

そういう意味では、相性の合う税理士を選ぶことが一番重要なことなのかもしれません…

受けたいサービスを納得いく価格で提供してくれる相性の合う税理士であれば、若手もベテランも関係ありません!

ただ、同世代の税理士の方がうまくいきやすい傾向にあるのは事実です。

税理士選びで重要視することは人によって違いますので、若手だからベテランだからという理由だけで税理士を選ぶことのないようにしておきましょう。

迷った時は「相性重視」で選ぶと失敗することは少ないでしょう!

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まとめ

税理士の平均年齢は65歳で税理士業界は他の士業と比べても類を見ない超高齢化社会です。

20代30代の若手税理士の数は全体の10%程度であり、かなりレアな存在です…

若くして試験を突破して優秀な人材も多く若手税理士ならではのメリットも十分にありますが、ベテラン税理士が醸し出す味を出すことはまだまだできていません。

税理士選びにおいて若手を選ぶか、ベテランを選ぶかによって受けることができるサービスに違いが出てきますが、最終的には相性を重視して選ぶことをオススメします!

どんな仕事でもそうですが、結局は人と人との繋がり、信頼関係が一番大事になってきます…

  • また会いたい
  • 気軽に相談できる
  • 話が合う

税理士に対してこのような感情を持つことができたのなら相性は合っていますので、その税理士選びは間違ってなかったと言えるでしょう!

今回の記事は若手税理士とベテラン税理士の一般的な傾向に基づいて記事を書いていますが、全ての税理士が当てはまるわけではありませんのでご注意ください。
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